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 2018.10.21ファンデルメルベ・ジョン牧師<九重キリスト教会>

皆さん、おはようございます。田舎の牧師、ジョンと申します。今、山の中で開拓を始めています。その教会の標高は850mあります。今、朝の気温は2~3度Cぐらいです。北海道の気温ぐらいです。そこで、ぼちぼち頑張っています。神様が今そこで素晴らしい扉を開いて下さっています。そういう所に住むのは、私の夢だったのです。本当に素晴らしい所を主が与えて下さって、畑だけでも6反あります。全部含んで、1万8千7百平方メートルの場所です。そこを神様が下さいました。新しいフレッシュな皮袋を、主が下さいました。

 Ⅱテモテ2章7節「わたしの言うことを、よく考えてみなさい。主は、それを十分に理解する力をあなたに賜わるであろう。」パウロがこれを言われるのには理由があります。皆さんクリスチャンとして、私たち皆が持っているパワーはこれです。神様の考え方、もう本当に、何とすごい事。神様が御自分の思考、その価値観を私たちに下さる。私たちの毎日の生活のパターン、仕事のやり方、人との関わり方、全てが神様の価値観、その思考によってスタートする。だからここがちゃんと設定されなかったら、何をしようとしても全てが曲がってしまいます。だからパウロが言われたのは、「私があなた達に言う事を、よく考えてみなさい」そして主がその理解力、そのパワーを下さいます。皆さん神様の様に考えるとはどういう事なのか?私たちは人生の中で、色んな大変な事があります。子育てをして、仕事に行って、夫婦関係、もう本当に全ての事で忙しいです。若い人も、もう本当に学校とか、色々な所で忙しいですね。そしてこの忙しさの中で、私たちは時々本当に迷ってしまう。そして忙しくなって、ああこれもあれも・・・。でも時々ストップしないといけない。ちょっとブレーキをかけて、私の考えている事は、神様の道を走っているのか、確認しないといけないです。

 今私は小学校のALTの先生として仕事をしています。大分県の九重町の人口は、9000人です。小さい所で、学校が少ないです。私の2年生の息子の学校は、生徒が25人しかいないです。ですから小さい町の中で、もう色んな事があります。そして英語の先生の間を通して、よく学校を移動して保護者の話を聞いて、子供たちとの繋がりで、色んな問題が出て来ます。色んな人の考え方、アイデアを聞いていると、パターンが出て来ます。そのパターンは皆、色々な生活の事で頑張っています。そしてパターンが出て、「助けて下さい!」この世の色々な言う事を聞いて、だんだん苦しんでいます。だから私はここで、「ちょっと待て、クリスチャンとして私は皆に、『私は道を分かっているよ!』と見せなければならない。」この立場、(神様がこの立場を下さったのには理由があります。牧師が英語の先生として働いているのは珍しいのです。)

 私の歩み、歩き方を通して。でも皆、「クリスチャンって何?」「ああ、それキリスト教の人!」それしか分かりません。分からないので、はっきりと言わないといけないですね。じゃあ何を言えばいいか?「私はクリスチャンです、イエス様の救いを信じなさい。イエス様の流された血を信じて」と、言っても分かりません。じゃあどうやって?私たちは贖われた者として、私たちの立場と、この世の人たちの立場が違う。繋がりが無いです。話になりません。じゃあどうすればいいか?私はクリスチャンである事を定義しなければいけない。どうやって?それは、学校で、仕事場で、私は誰であるか分かります。英語で、(I know who Ⅰ am.)私は誰であるか分かります。どこから来て、どこへ行くのかも私は分かります。私の思考が、マインドが、神様に設定されている。だから方向性があります。私の言葉、私の行動、全てをもって、クリスチャンって何かを皆に見せる。だから子供たちに聞かれたら、はっきりと答えられます。神様からこの霊的な資源をいただいている。主が原則、神様の世界、だからキリスト教じゃないのです。キリスト教は答がありません。イエス様は神様の御国、それにパワーがあります。皆さん様々な宗教の教えには命が無いのです。だから本当に命が伝わるのは神から来る言葉です。私はある子に、「あなたは大切だよ。」と、言いますと、「ほんと!」自分の親からも、そんな言葉を聞いた事もないのです。「あなたは特別だよ!」この前ある女の子に、「皆、顔同じですか?皆ちがう。なぜ?あなたの存在は一人だけ、なぜ?」「あー?分からない。」そして私は、「あなたは特別です。」子供たち、若者の思考をリフレッシュするには、「希望」を、インストールします。学校の子供たちで、よく見るのは、1年生の時は、「頑張りまーす!」2年生、「もうちょっと頑張ってみよう!」3年生になり、6年生になったら、「おはよう!」と言ったら、「おはようございます。」と言って、幽霊みたいになって、「いやー、可哀そう!」と思います。だから私はクリスチャンとして、自分の子供たちだけでなくて、他の子供たちも助けようと思います。神様の思考で。でも敵もいます。子供を助けようとすると、ある教師が、バビロンのシステムで怒り出す。そういう所で、クリスチャンとして、「すみません」とか。いや、「私はあきらめません!」皆さん、クリスチャンのパワーはこれなのです。「私たちは、あきらめません!」皆さん、いつも日本でよく使われている言葉、特に学校教育の中で、「頑張りまーす!頑張りましょう!」頑張ったら疲れてしまう。だから私は学校で子供たちにこう教えます。ジョン先生があなたに言うのは、「頑張って下さい。」でなくて、「あきらめないで下さい。」そして、あきらめない人は、強い人です。皆さん、本当の力って何か?奇跡を起こしたり、それ?違う。皆さん、この世界には色んな恵まれた牧師がいます。もうすごく霊的な。それは、それで素晴らしいのですけど、一般の私たちは、皆さん、神様が言われています。「最後の者が最初の者になる」と。皆さん、思考の中で、「何があっても、私はあきらめません!」そしてあなたの人生が変わります。頑張って、頑張って、ここまで来て、家庭の中で、子供の教育の中で、仕事場で頑張りましたけども、もう限界。神様があなたに、「頑張らなくていいですよ、あきらめないで下さい。」イエス様がゴルゴダまで、あの十字架を運んで下さったのです。途中で休んで、「はあ、はあ」言いながらではなくて、神様の力で。私の罪の為です。この世の救いの為に、私の家族の為に、皆の為に十字架を持って。「あきらめません!」そして、不思議な事が起こります。

エペソ人への手紙の中に、神様の武具について書かれている所があります。大盾とか、それについていっぱい話を聞いた事があります。でもそれを本当に適応するには、どうしたらいいか、多くのクリスチャンは分かりません。一つの事を今日教えたいと思います。神様の武具の中で、大盾について話したいと思います。沢山の人が、その大盾の後ろに入る。あなたの思考がしっかり、真の御国の思考で、あなたが神様の御国を見て、それに向って行って、それを大盾の様に持って、人があなたの後ろに入って来るのです。「神様、守って下さい!」これがすごい事です。これがパワーなのです。その大盾は、あなたを守るのですけど、大盾を持って、あなたの子供、家族、知らない人も後ろに入ります。「神様、守って下さい!」二心の人は、神様の祝福を受けないのです。「これがいいかな?あれがいいかな?こうしようかな?」ちょっと走ってみて。そんな教会を見た事があります。牧師が、「ああー、これやろう!」皆ついて行って、後で、「ちがーう!」皆、聖徒たちが本当に疲れてしまう。でも私たちが、私はどこから来て、私は誰であるか、どこに行くのか分かったら、人がそれを見て入って来る。それはかっこいいです。それは御国のハンサムです。だから本当に、そういう人の後について行きたいのです。今日、若い人いらっしゃいますね。本当の男はかっこいいですよ。この世の中のかっこいい人は、ぜんぜんかっこよくないです。神様は何をかっこいいと言うか、それを分かったら、もうすごいですよ。

イエス様が私たちに考える力を下さいます。イエス様は不思議なのです。本当に、これから私の思考が変わらないといけない。「じゃあ座って考えましょう!」でも何も起こらないです。ただ、「イエス様、自分の今までのこの思考をあなたに捧げます。新しい、フレッシュなぶどう酒を下さい。」本当に、考えても何も変わらない。自分の頭の全てを、ポッと、はずして、「主よ、どうぞ!」そして神様が、「分かりました。」新しい考え方を下さいます。そうして不思議な事が起こります。今まで分からなかった人が分かるようになる。神様がその理解力、洞察力、全てを下さいます。クリスチャンを通しての道の完成、これが一致なのです。だからここでサウルがこけたのです。「自分でやってみよう!」と。自分じゃなくて、分からない時に、分かるようになる。どうすればいいか。私たちはいつも天国から声が来ると期待しているのですけど、来ないと、「ああ、しまった!」じゃなくて、主が新しい思考を下さっていると、信じてあきらめない。とても大事な事です。

(木村由智主任牧師)

 神様は今日、ジョン先生を通して語って下さったように、私たちが十分に理解する力を与えて下さるという事は、本当に皆さんにとって大きな励ましだったのではないでしょうか。具体的に言って下さいましたよね。ちょっと皆さんにコメントをしていただきたいと思います。

<「」が兄弟姉妹のコメント―『』が木村主任牧師のコメント>

・「本当に分かりやすい言葉で、クリスチャン以外の一般の方に、どう言ったら分かってもらえるのか、そのあたりが勉強になりました。」―『そうですね、本当に私達がクリスチャンとして、具体的に、実際的に、どうやって自分を現して行くのかという事が、今日語られたと思います。』・「本当に、すぐに自分の力にたよってしまいそうになる時があるのですけども、ジョン先生のお話のように、本当に頭ごと取り換えてもらえるように、神様にもっともっと願っていこうと、改めて思いました。」―『頭を取り換えて、進んで行きましょう!』

・「言葉だけではなくて、その人の雰囲気、又、態度であったり、そういうものを通して神様を現して行きたいと思いました。」―『そうですね、本当に態度というものは大切ですね。偉そうな態度ではなくて、本当にジョン先生は普通にしておられるというのがよく伝わって来ましたね。』・「最初の話で、頑張るというよりは、「あきらめない」という言葉が、すごく自分の中に響いて、その言葉の大切さが分かりました。」―『頑張ることより、あきらめないことを求める。素晴らしいですね!』「今日、ジョン先生の話を聞いて、あきらめない大切さを改めて思いました。」―『本当にそうですね。あきらめないという事が、本当に大切ですね。自分でやっていたら限界を感じて、どうしても止めてしまう。でも、神様の知恵があったら、あきらめなくてもいい。神様がして下さるという、本当に素晴らしい励ましでしたね。皆さんこの事を忘れないように、まず今日、頭を取り換えましょう!神様から来た新しい頭にして下さい。神様に取り換えてもらって下さい。差し出して新しい思考で、今日言って下さったように、私たちは新しい思考でスタートして行きましょう!』

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